世代特徴をあらわすと書きましたが
ひとつの星座に10年~最大32年とどまります。
冥王星は軌道が傾斜角をもっているため(地球からみると)
ひとつの星座(サイン)の滞在の幅が極端にかわってくるケースが生まれます。
10年ひと昔..という言葉があるのも、10年が一括りでくくられるのも
この冥王星周期から考えると、なるほどそうだと思うのです。
集団意識、集団意志の根源を司り、
新たな時代構成を、その星座のテーマ性に則って造り替えていくのが特性です。
ジェネレーションギャップを生むのもこれが起因
公転周期164年の海王星は 楕円状の軌道をもち、
時によって冥王星の外側を運行します。
こういうの解説しはじめると長くなるので端折りますが、
太陽に近づくと速度が速まるため(ケプラーの法則)、
ひと星座に滞在する期間は、約14年ですが幅もあります。
潜在能力や人智をこえた神秘、精神力、想像力などを司ります。
冥王星から持ち込まれた意志を、イマジネーションを使って現実化へ向かわせる
拾い上げていくのが海王星です。
さらに公転周期の短い天王星は、公転周期84年。ひとつの星座に滞在するのは約7年
海王星でうまれたイマジネーションやプランを現実化していく
具体的なカタチを求める行動するのが天王星
具現化にはさらに土星の力が必要になってきますが、
惑星の力関係的な相互作用は、太陽系という共通システムを通しての具現
根源のテーマは冥王星が担っていると
書いたように
その世代には、それぞれの特徴を共有していると占星術ではとらえています。
で、
獅子座世代の特徴の前に、第二次世界大戦が起こったのは1939年から1945年までの6年間
冥王星が獅子座滞在中でした。
獅子座の前、蟹座は、民族意識やルーツを象徴としています。
月に守護される蟹座はある種の回帰願望でもあり(子宮回帰なども象意)
個の可能性の発掘や可能性を広げる、民族意識の高まり、基盤の拡張、
蟹座はホームですから、しがらみでも当然あるのですが、
そうした高まったポテンシャルを
獅子座冥王星では、紛争というカタチで、
獅子座は火の星座でもあり戦争や争いのモチベーション高いのが特徴とはいえ、
勃発させた原動力は、蟹座冥王星からの蓄積で、
溜まり切ったエネルギーを
獅子座冥王星では使い果たした、ともいえるでしょう。
しかし、獅子座は自己やエゴを司り、あくまでも自己主張であって、
公平性はありません。
個人のエゴに終始するため、
実際、戦争反対勢力を押し切ってすすめたのも、
エゴのパワー
権力意識や権力志向も強いため、
この世代が 権力や政治力を持つと
権勢意志へととってかわってしまうのも特徴です
我あり...というのが獅子座の主張のため、ロマンティシズムも強く、
劇的な理想化や妄信
自己の価値は、12星座のなかでもっとも高いといっても(客観性はまったくない)
過言でありません
個人主義を強めたのもこの世代ですが、
世界観は主観しかないため狭量さは否めない
この冥王星獅子座世代を否定していくのが
つぎの乙女座冥王星世代1957年8月中旬~1971年世代です。
もっとも獅子座冥王星世代の尻ぬぐいを強要されてきた世代ともいえますが
恩恵にもあずかってきた世代です。
獅子座の暴力性によって拡大された ものを収穫してきたのが
後継世代
しかし、獅子座冥王星世代の圧力への反動から、そうしたものを嫌悪する
また、乙女座的なシステマティックな思考から、
ちいさくまとまりやすいという特徴があります
よくいえば現実主義ともいえますが。
夢やロマンはあまりありません
理想は与えられた世界に限定されるので、突破力にはかける
神経のこまやかさから社会システムの充足をはかってきた真面目な世代ですが
機械的で、社会の歯車としての属性は、
12星座でもっとも高いのは
乙女座は個人星座の最後の星座であり、
完璧を求め完全であろうとする
ある種の潔癖さも持ち合わせています。
そういう意味では獅子座冥王星世代はデタラメです。
デタラメがまかり通る主観を押し通すなかで
自己への疑問を抱くということはまずない 反省のない世代
乙女座世代は内省的
これは、順繰りにくるので、
12星座は陰陽、あるいは男性星座、女性星座といったように
分類(2区分)されるので、
獅子座は男性星座、乙女座は女性星座に該当するからです。
これはハウスシステムでいうと
奇数ハウスは男性(陽)偶数ハウスは女性(陰)という分類と同様
獅子座世代を否定して 実用性や有用性が主流、
就労、雇用革命を起こしてきた乙女座世代の台頭のまえに
いまの世界情勢、獅子座世代がトップを受け持ってる国は
彼らの遊びと虚栄につきあわされているわけです。
1946年生まれのトランプ氏、1954年生まれの安倍氏はもれなく獅子座世代
上ふたつ世代が築いてきたものを
さらに否定し溶解させていくのは
このあと、冥王星天秤座以降になります
世代特徴は、共通テーマでもあり
同じ属性同士はたいてい話や価値観が合うのは当然でもあり
互いを尊重し合うため
獅子座冥王星世代が 権力権勢にあるうちは
思い切り暴走して、そしてはじけ飛ぶだろうとおもっている
問題は後継世代へ山積みで残してくのも目に見えてる
ふつふつと感じるものがあるので
書いたけど
混乱を巻き起こしても、機能停止しようとも、システムが崩壊しようとも
折れないのは確実
国家や権力、伝統や権威の象徴である山羊座
ともに権力や王権的な役割をもつ星座同士であるものの、
その質は根底から異なります。
山羊座はエゴが出発点ではなく、あくまで社会性を重要視する星座、
この150度関係は、すんなりいかないハードな事象
死と再生の☆が 根底から基盤を揺さぶり、解体し再生させようとしているものが
なんであるのか...
彼らの主張するものではないことは明白
だけど
個別にチャートもみてたけど
長くなるので
今日はこの辺で
lion hunt
追記
辛辣な批判を画像でしてある