今日は 起きるちょくぜん
なぜか 大黒天がでてきた(本来のすがたで)
オラはあの七福神系をあまし 信仰もしていない
あの寄せ集め集団宝船って
神仏習合の産物だけど 根拠ないから
とかいうと なんで じゃぁ...って( ˙꒳˙ ).。oOだろうけど
だからこそ ふと起きて意味を解釈しようとおもったら
向こうのほうから
大黒天じゃない 元の状態で
そうもとは 大黒天はシヴァ神で
その前は ルドラ...
ヒンドゥーの文化圏で親しまれた
シヴァ神の出自は あきらかにはなっていないけど
おおよそ 最初の 現出が インダス文明時代
紀元前2500~2400くらいの時期の印章に
シヴァ神の モチーフと特徴を有したものが
発見されている
それ以前のモノは
先史時代のもので岩陰遺跡などの壁画に
踊っているシヴァ神
シヴァの三又の槍や
ヴァーハナ(シヴァ神の乗り物とされる聖獣)
紀元前一万年以前のものも発見されている
角をかたどった何かを身につけたり
角のある被り物は
シュメールでは 神像の象徴で 年代によって変化し
アッカドやバビロニアにも踏襲されていった
角は雄牛の角
シヴァ神と牛のつながりは
ルドラ(シヴァ神の神性のルーツのひとつ)が
『 獣の王 』という異名を持ち 踏襲したため
そんな横道はさておき
シヴァ神は インドアーリア人の信仰で
この時代(紀元前2500ごろ)にはすでにオリエントでは交易が盛んだった
なので 共通点や その後 ギリシアやローマに渡っていった
原型のひとつでもある
日本にきたら 大黒天になったのは
シヴァ神は チベット密教(仏教)を通じて
はいってきたためで
チベット密教ではマハーカーラ さらにブラフマーとビシュヌの三神一体 ガネーシャを踏みつけて(ヒンドゥー教を降伏させて)仏教に勝利させる御本尊としての姿 チベット密教では福の神とされたため
マハーカーラの性質のうち天部...財福を強調して祀られたものが 日本に伝来した影響で オオクニヌシと習合して 大黒天はあのような姿になった
けど 本来はシヴァ神で
泣く子も黙る 破壊王
破壊と再生を司る神で
占星術でいえば冥王星の司る性質が本性
ヒンドゥー教では 3柱神のひとり
ブラフマーとヴィシュヌと並ぶ
重要な創成の創造神の一柱
もうすぐ 年末には 山羊座で皆既日食と
土星、冥王星のコンジャンクション
12月3日には木星は山羊座入りで
グレコンの形成期に突入する
そうか 大黒天はいよいよシヴァ神としての御姿に...
というメッセージだった
シヴァ神はその性質に全く正反対の
破壊と再生を有するパラドックスの神である
ともいわれている
破壊と恩寵は表裏一体ともいえるからだけど
永遠の魂とその解放を司るシヴァ神は奥深い