AKOAKO’s diary

著作家☆西洋占星術研究家☆古代史研究者☆森村あこのブログです♪

五輪デザインが物語ってること

 
オトモダチがシェアしていたのを昨日みかけた
左画像
谷川健一 デザインポスター 「Tokyo1964(招致ポスター、富士山)」1958年
これが当時のなのか
と思ったので
さっきネットで見つけて
画像シェア
このポスターを見たら
誰がどう見ても
このコンセプトの意味が
きっと解ると思う
これは トップを目指す!!!
頂上戦じゃないけど
そういうのとかけた
 うまいこと描いたなぁ
 日本は このときの五輪には
 敗戦からの 立ち上がり
 高度経済成長
 世界のトップへっていう
 強い 意思表示と 社会全体のスローガンだったのが
 うかがい知れる
 ポスターデザイン画って もともと そういうものだけど
こんどの五輪の公式ポスターは
浦沢直樹荒木飛呂彦ら18名が選出。東京2020 オリンピック・パラリンピックの公式アートポスターを手がけるアーティストが決定したのが19年の7月
オンラインショップはここで
↑ いろいろあるので、 見てみたらいい
 
 まぁ好みだろうけど。個人感想は上については想像にまかせる
 
 そして この特選 アーティストのポスターはともかく
酷いのは 今回の五輪の エンブレム
 実はずっと気になっていた
 あの 虫食い状態 
 今度の 五輪
 最初の デザインは最低だったな
ということで
 1964年の東京五輪
 もっとも評価されたエンブレムは 右の画像の上部
 
 パーフェクトだよ
 「完全無欠」
 
 ド素人の オラでも
  このデザイン画から
 いったい何を 表現したかったのか
 その思いが
 ストレートに 伝わってくる
 そしてその熱意が....
 こんなにも
 半世紀たっても 
 過去を知らない オラでも
 こみあげてくるものがあるのだから
 デザイン性が いかに優れてるか
  そしてデザインって
 学校の美術の時間に習ったときも
  ようは コンセプト そのテーマを
 独創的な表現をする こと
 イメージがはっきり伝わることが目的だった
 現物から その特徴を抽出して 表現するとか
 過去のデザイン作品とか 義務教育で学んだレベルの
 オラでも デザインの メッセージ 表現は
  意図されたもの ということを しっている
 その目で いまの 五輪エンブレム
 あれで やる気になれる人たちは
  きっと なにかを超越してるんだろうな
 今回の 東京五輪のエンブレムは
 市松模様がそのモチーフで
  日本の伝統色として藍色をつかっている
 ちなみに 伝統の染色 藍について
 「青は藍より出でて藍より青し
 という ことわざがあるけれど
 これは
 「荀子」の勧学から
 青色の染料は草の藍からとるが、それはもとの藍草よりももっと青い。弟子が師よりもすぐれていることのたとえ。出藍 (しゅつらん) の誉れ
 という意味が込められている
 そして
 この 藍染
 藍の染液には 寿命があり
 藍がなくなると染まらなくなる
 当たり前の常識だろうっていわれそうだけど
 美しい青色は 生の藍染で ためすとよくわかる
 タデアイを傷つけてから もってわずか30分
 重ね染めすると 生染とは思えないほど
 藍染に近い 色まで染まるけれど
 染液が還元された状態時は染まるけれど
 酸化して青くなるろ染まらなくなる
 藍色に染まる液を作る工程は
 基本的に
 昔ながらの方法だと「天然灰汁醗酵建て」といって
 染液の寿命は 非常に短命で 一か月から三か月
少し永らえさせることがデキても3カ月半
 これを 島根の古い染物屋で知ったとき
 衝撃だった
 自分は なにも知らなかったから
 紺屋野白袴とか
 くだらない 言葉は知ってたけど
紺屋の苦労なんか 何も知らない
 恥ずかしく感じた
 そして どうして こんなに 高価なのか理解した
 1年や2年という長期に渡って使えるというものではない
 染液
 藍甕の中を空にしては
 また生み出す
 その技術や青には個性というかものすごい深みがあって
 量産にも限界があり 原価率でいえば...とか
 ろくなこと考えてなかった まだ学生時代のオラだったけど
 五輪エンブレムの 藍は 偽物の藍で
 なんていうのか
  寿命がきて朽ちていく
 そういう イメージしか浮かばなかった
 オラが変なのかもしれないけど
  染められたものというよりも
  寿命の短い 染液がうかんだ
 はじめてみたときの印象
 なので どこか もの寂し気にみえて
 市松模様は 虫食いにしか見えないし
 日本はハチの巣のような
 だけど それは生産的な意味ではなく
 もう使われなくなった 巣のような感じ
 ネガすぎだろう!!!
 って言われるかもだけど
 オラは もともと 超ポジなので
  そうとう お気楽なノー天気だ
 そのオラが そう感じたのは
 あの エンブレムに
 エネルギーが 感じられなかったから
 エネルギーのたまりがない状況では
 なにも生み出しようもないのか...って
 ちなみに 市松模様といえば
  鬼滅の刃の 主人公 竈門炭治郎の着てる衣装
 緑と黒の市松模様
 市松模様とは、格子模様の一種で、二色の四角形を交互に配した模様で 外来のものでいうチェックの 和様式ともいえる
 話がいろいろ脱線したけど
 解体され崩壊してくような エンブレムは 不吉な感じしかなかった。
 なので
 1964の この二つを眺めると
   これが陽なら 今回は陰
 陰陽道でいう 陰なんだな 
 っていう感じ